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骨盤のゆがみ

骨盤のゆがみの原因や改善方法について

骨盤は身体の土台であり、内臓を保護したり動きを支えたりする、重要な部位だといわれています。
しかし日常生活での習慣によっては、骨盤がゆがんでしまい、身体にさまざまな不調をきたす可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、骨盤のゆがみが起こる原因やゆがみによる症状、骨盤のゆがみを改善する方法などについてご紹介していきます。

目次

骨盤のゆがみでよくあるお悩み

  • 姿勢が悪いことで悩んでいる
  • 出産を機に体型が崩れた
  • 肩こりや頭痛になりやすい
  • 座っていると腰が痛くなる

骨盤のゆがみの原因や
ゆがみによる症状について

骨盤がゆがむことで腰だけでなく、身体全体に痛み不調といった症状を生じる可能性があります。
そのため、日頃の生活習慣でゆがみにつながるものは改善し、ゆがみを防ぐことが重要といえるでしょう。
ここでは、骨盤がゆがむ原因や、骨盤のゆがみによる症状について詳しくご紹介していきます。

骨盤とは

骨盤は寛骨・仙骨・尾骨の3つの骨で構成されています。
16歳~17歳頃までは軟骨によって結合、成人になると一つの骨として形成されることが特徴です。
骨盤があることで人間は二足歩行が可能であり、走ることや立つことができます。
骨盤のおもな役割は次の通りとなります。

・身体を支える
・運動の中心となる
・内臓を保護する

上記のような役割をもっているため、骨盤が少しでもゆがむことで身体には痛みや不調などの影響を与えることがあります。

骨盤がゆがむ原因

骨盤がゆがんでしまう原因はおもに次の通りとされています。

●不良姿勢

背骨の生理的湾曲が強くなってしまい、腰椎のカーブが増すことで骨盤がゆがんでしまう場合が多いです。
たとえば、猫背姿勢であると、背骨のゆがみとともに骨盤もゆがむリスクが高いといわれています。
長時間のデスクワーク立ち仕事が中心の方は、とくに不良姿勢になりやすいことが知られています。

また、ソファーに座っているとき車を運転しているときも注意が必要です。
浅く腰かけて骨盤が後傾すると、骨盤がゆがみやすくなります。

●偏った身体の使い方

・脚を組む
・脚を崩して座る
・片肘をついて横になる
・片方の脚ばかりに重心をかけて立つ

偏った身体の使い方や、くせがある方は、骨盤がゆがみやすいため気を付けましょう。
骨盤がゆがむと、使いやすい方ばかり頼ってしまう傾向があります。
そのため、上記のようなくせが無意識に出ている方は、すでに骨盤がゆがんでいる可能性もあります。

骨盤のゆがみによる症状

骨盤がゆがむことで、次のような症状がみられるといわれています。

●骨盤のゆがみの種類

・骨盤の左右の高さの違い
・骨盤の前後の傾き具合
・骨盤の左右の捻じれ

このようなゆがみによって、身体にさまざまな影響を与えるとされます。

●身体の痛み

・肩こり
・腰痛
・股関節痛
・膝痛
・足首痛

上記の症状は骨盤がゆがむことによって負担がかかり、筋肉の緊張や関節の動きが悪くなることで起こると考えられています。
ゆがんでいる部位は動かしにくく、筋肉や関節が疲弊しやすいです。
そのため、日常生活やスポーツにおいて動かすうちに、負担がかかって痛みを生じやすくなります。

●見た目の変化

・頭部の傾き具合の左右差
・左右の肩の高さが違う
・ウエストラインの高さが違う
・左右の脚の長さが違う
・左右のくるぶしの位置がずれている など

身体の左右で見た目や位置のずれが起こりやすく、骨盤や背骨のゆがみが大きく影響していると考えられます。

●可動域制限

骨盤のゆがみによって四肢の関節運動がスムーズに行われず、とくに股関節の動きが悪くなることが知られています。
股関節の負担が蓄積すると、膝関節や足関節などにも負担がかかりやすくなります。
下半身全体に痛みや動かしづらさといった症状が現れる可能性もあるため、注意しましょう。

骨盤のゆがみを改善
予防する方法について

骨盤のゆがみは筋肉の緊張によるものが多いため、日頃のケアやストレッチなどによって改善されるといわれます。
そのため、骨盤のゆがみに対する改善方法を知ることが重要となるのではないでしょうか。
ここでは、骨盤のゆがみを改善し、ゆがみを起こさないための予防法についてご紹介していきます。

骨盤のゆがみの対処法

骨盤のゆがみを改善するためには、次のような対処法を行うことが有効といわれています。

●ストレッチ

腰・股関節・ハムストリングスなど、下半身を中心に伸ばしましょう。
ストレッチはなるべく毎日行うことがよいとされています。
身体が温まっている状態でのストレッチが望ましいです。
筋肉が温まり、緊張が緩和することで、骨盤のゆがみをつくる原因となっている筋肉の牽引の軽減が期待できます。

●体幹トレーニング

身体を支え、安定させる力がつくといわれています。
腹筋や背筋といった筋力トレーニングのほか、プランクやヒップリフトも行うと臀部や太ももの筋肉も鍛えることが可能です。
とくにプランクは、上腕から胸部、腹筋や股関節と、多くの筋肉を鍛えやすいです。
そのため、ゆがみを改善するために効果的といわれています。

●適度な運動

筋肉が動かされると、緊張が緩和される傾向があります。
たとえば、ウォーキングやジョギング、ヨガやピラティスといった運動が挙げられます。
とくにヨガピラティスは、呼吸や姿勢を意識した運動であるため、ゆがみを改善する運動として最適です。

日頃デスクワークや家事などで運動不足になっている方は多いです。
そのため、休日や帰宅後などに軽い運動をする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

骨盤のゆがみの予防法

骨盤のゆがみを引き起こさないためには、次のような予防法が有効とされています。

●股関節のストレッチ

骨盤のゆがみを予防する方法としてストレッチがよく挙げられますが、とくに股関節まわりの筋肉のストレッチがおすすめです。

股関節のストレッチ①:足の裏同士をあわせた状態であぐらをかき、股関節を開くように鼠径部を伸ばす
・股関節のストレッチ②:仰向けの状態で片方の膝を直角にし、上げた脚と反対に身体を捻る
・股関節のストレッチ③:立ち、四股を踏むような姿勢で身体を左右に捻る

股関節は可動域が広く、さまざまな動きを行うため、負担がかかりやすい部位です。
そのため、さまざまな方向にストレッチを行って股関節全体の動きを改善し、筋肉を和らげていきましょう。

●姿勢に気を配る

・座るときの姿勢:お尻の下や背中にクッションや丸めたタオルを置いて座り、骨盤が後傾しないようにする
・歩くときの姿勢:歩幅を広めに取り、視線は足元ではなく前に向け、腕を軽く振って歩く
・立つときの姿勢:両足に体重を均等にかけ、へそのあたりを意識して胸を張り、あごを少し引く

上記のような姿勢を普段から維持することで、骨盤や背骨のゆがみを防ぐことが期待できます。
姿勢は自覚して変えないと、改善がなかなかむずかしいです。
そのため、鏡に映る自身の姿をチェックしたりして、日頃から姿勢に気を配るようにしましょう。
姿勢が改善されるとゆがみの予防だけでなく、見た目の好印象にもつながりやすくなるため、正しい姿勢を意識的に取ることをおすすめします。

アペゼ整骨院の【骨盤のゆがみ】アプローチ方法

骨盤は、身体を支える基盤となる部位です。
骨盤がゆがむことで脊柱のような部位に捻じれが生じ、さまざまな痛みの原因となりえます。
関連する骨盤周辺の殿筋や、下肢の筋肉を施術することで、ゆがみの原因を取り除いていきます。
さらに、骨盤矯正立体動態波による、インナーマッスルにフォーカスした姿勢改善も取り入れていきます。

著者 Writer

著者画像
猪狩 仁(イガリ マサシ)
◆所有資格:柔道整復師
◆生年月日:11月27日
◆血液型:A型
◆出身:埼玉県
◆趣味:散歩(旨いものめぐり)、ピラティス
◆得意な施術:全身調整、カイロプラクティック
◆ご来院されるお客さまへ一言
地域の皆様の健康と痛みの改善への手助けをいたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしています。

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