つらい腰痛の原因や改善方法について
腰痛を発症すると、動きの際の痛みや重だるさ、動かしづらさなどの症状がみられることがあります。
腰痛は、日常生活の習慣や身体の使い方などが原因となり、発症する場合が多いです。
そのため、つらい思いをしないためには、日頃から腰に負担をかけないよう意識することが大切といえるでしょう。
ここでは、腰痛の原因や症状の特徴、腰痛を軽減するための対処法や予防法についてご紹介していきます。
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目次
腰痛でよくあるお悩み
- 長時間デスクワークを行うことが多い
- 長年腰痛に悩まされている
- 同じ姿勢がつづくと腰が痛くなる
- 慢性的な腰痛を改善したい
腰痛を引き起こす原因や症状について
腰痛は普段の姿勢や身体の偏った使い方など、習慣的に行っていることがきっかけで発症する可能性があります。
また症状も、痛みをともなうものから重だるさまで多様であるため、原因や症状を理解して腰痛を防ぐことが大切です。
ここでは、腰痛のおもな原因や症状についてご紹介していきます。
腰の役割について
腰は身体のなかでも「要」といわれ、おもに次のような重要な役割があります。
・体躯の支持
・運動の中心
・脊髄を保護
腰を中心に上半身の重さを支えつつ、下半身のバランスを保つことによって、二本の脚で歩いたり立ったりといった動作が可能となっています。
しかし、重心を安定させる働きを担っていることから腰痛になりやすい箇所です。
また、骨格のゆがみが原因で痛みを発症する恐れもあり、腰痛に悩まされている日本人は多いといわれています。
腰痛の原因
腰痛を発症するおもな原因は次の通りとされています。
●同一姿勢
・デスクワーク
・立ち仕事
・車の運転
姿勢が変わらないことで同じ部位にばかり負担がかかり、筋肉の緊張や血行不良などによって腰痛を発症することが多いです。
そのため、座って仕事をする方は、とくに腰痛の発症に注意が必要なのではないでしょうか。
●急激な負荷
筋肉は動きの際に伸び縮みをしますが、筋肉の伸縮力以上の負荷がかかると筋繊維を損傷する可能性があります。
筋繊維の損傷がない場合でも、急に動かされた反動で筋肉が一時的に緊張し、ハリや痛みを生じるといわれています。
負荷の大きさや動きによっては、ぎっくり腰を発症する可能性もあるため、注意が必要でしょう。
重い荷物や布団をもち上げるような動きは、常に注意して行わなければなりません。
腰痛の症状
腰痛を発症すると次のような症状がみられると言われています。
●腰の痛みや違和感
腰痛を発症すると、腰の筋肉が緊張し、血行不良を起こす可能性があります。
次のような日常生活動作において痛みを生じやすくなります。
・起床時
・イスから立ち上がる
・身体をかがめる
・同じ姿勢がつづく
生活に支障をきたすこともあるため、早期の改善が望ましいのではないでしょうか。
●可動域制限
腰痛によって腰まわりの筋肉が硬くなり、筋肉の伸び縮みがスムーズに行えなくなることが影響しています。
無理に動かそうとすると痛みを生じることもあるため、急な動きや負荷には注意が必要です。
・前かがみが、つらい
・腰を反らせない
・身体を捻るとハリを感じる
筋肉が硬いために運動のパフォーマンスが落ち、ケガのリスクも高まりやすくなることから、身体にとってはデメリットとなるのではないでしょうか。
●足のしびれ
腰まわりの筋肉の緊張は、神経の圧迫にもつながりやすくなります。
現れる足のしびれは、「坐骨神経」によるものです。
坐骨神経症状を生じる腰の病気としては、次のようなものが挙げられます。
・脊柱管狭窄症
中高年~ご高齢の方に多く、脊柱管の狭窄によって坐骨神経症状が現れる
・腰椎椎間板ヘルニア
椎間板の圧迫によって髄核が突出し、神経を刺激することでしびれや痛みを感じる
・坐骨神経痛
臀部や太もも後面、下腿などにしびれや痛みを覚える
しびれをともなうような腰痛の場合は、医療機関で検査を受けることをおすすめします。
腰痛に効果的な改善方法について
腰痛を発症すると、痛みや違和感、可動域制限などの症状がみられるといわれています。
症状によっては長期化する場合もありますが、適切な対策を行うことで症状を軽減し、腰痛の発症を防ぐことも可能とされます。
ここでは、腰痛の症状を改善する方法や、腰痛を発症しないための予防法についてご紹介していきます。
腰痛の対処法
腰痛の症状を改善するためには、次のような対処法が有効とされています。
●体幹トレーニングを行う
腹筋や背筋とともに体幹のインナーマッスルを鍛えることで身体の支持力が上がり、腰痛を改善する効果が期待できます。
トレーニングの際には、バランスボールの使用をおすすめします。
バランスボールにまたがった状態で脚を浮かせ、バランスを保つことで、普段使われないインナーマッスルを刺激できるといわれます。
インナーマッスルは一度つくと日常的に使用されるため、筋力が落ちにくいとされます。
インナーマッスルの強化によって正しい姿勢を保持できるようになれば、腰痛の改善だけでなく、予防も見込めるでしょう。
●身体を温める
炎症が落ち着いた慢性期の腰痛では、温めることで血行が促進されやすくなります。
筋肉の緊張が緩和されるため、痛みや動かしづらさといった症状が改善するといわれています。
ホッカイロや腹巻などを使用し、腰まわりをできるだけ温めましょう。
入浴時に湯船にしっかり浸かることでも身体が温まりやすいため、おすすめです。
女性の場合は、冷えは生理痛の悪化や便秘などの症状を引き起こす原因にもなりえるため、注意してください。
●ストレッチ
筋肉がやわらかくなることが知られています。
入浴後に行うと、ストレッチ効果がより高まるでしょう。
腰や股関節、ハムストリングスといった下半身を中心に、ストレッチを行いましょう。
腰痛の予防法
腰痛を発症しないためには、次のような予防法が効果的といわれています。
●ストレッチ
筋肉を日頃から伸ばすことで、筋肉の柔軟性を維持しやすくなり、腰痛になりにくくなります。
・ハムストリングスのストレッチ:両足を伸ばした状態で床に座り、身体を前に倒していく
・腰のストレッチ:仰向けの状態で両膝を直角にし、左右に倒す
・股関節のストレッチ:仰向けの状態で片方の膝を直角にし、上げた脚とは反対に身体を捻る
身体が温まっている状態で行うと、筋肉がより伸びやすくなるといわれています。
ストレッチの際は反動をつけず、ゆっくりとした動きを意識しましょう。
●姿勢改善
猫背のような姿勢では背骨の湾曲が強くなり、骨盤がゆがみ、腰痛のリスクが高まると考えられています。
そのため、背筋をできるだけ伸ばし、胸を張るような姿勢を心がけましょう。
不良姿勢による背骨や骨盤のゆがみが原因で肩こりや腰痛を発症する方は多く、大半の場合、無意識に姿勢が悪くなっていることがほとんどです。
日頃から意識的に正しい姿勢を保持することが、腰痛を防ぐためには重要となります。
●身体を冷やさない
腰まわりを冷やしてしまうと筋肉が緊張しやすく、腰痛になりやすくなります。
腰を冷やさないために、日頃から工夫することが肝心です。
たとえば、冬場では腹巻やホッカイロなどを使用し、冷えに対する対策を行いましょう。
アペゼ整骨院の【腰痛】アプローチ方法
腰痛には、さまざまな症状や原因があります。
おもな原因として、同一姿勢による腰部および骨盤部の筋・腱部の過負荷や、スポーツによる急激な体勢変換動作があるといわれています。
炎症や疼痛が強いときは、超音波や立体動態波を使用し、深部にある筋・腱部の損傷の修復をメインに実施します。
さらに、関連する部位にアプローチすることで、腰部の痛みや負担を軽減してまいります。
立体動態波による姿勢改善や骨盤矯正、ストレッチや日常生活動作のアドバイスも加え、改善へと導く施術が当院の特徴です。
著者 Writer
- 猪狩 仁(イガリ マサシ)
- ◆所有資格:柔道整復師
◆生年月日:11月27日
◆血液型:A型
◆出身:埼玉県
◆趣味:散歩(旨いものめぐり)、ピラティス
◆得意な施術:全身調整、カイロプラクティック
◆ご来院されるお客さまへ一言
地域の皆様の健康と痛みの改善への手助けをいたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしています。
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