つらい頭痛の原因や改善方法について
頭痛の症状に悩まされる方は多く、さまざまな原因によって発症する可能性があります。
また、頭痛にはいくつかの種類があるため、症状にあわせた対策が必要といえるでしょう。
ここでは、つらい頭痛の原因や症状の特徴、対処法・予防方法について詳しくご紹介していきます。
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目次
頭痛でよくあるお悩み
- 長年頭痛に悩まされている
- 疲れると頭痛になりやすい
- 肩こりになると頭痛になる
- 頭痛の改善方法が知りたい
頭痛のおもな原因や
症状の特徴について
頭痛は日常生活におけるさまざまなことがきっかけで発症し、それぞれ症状が異なるとされています。
たとえば、デスクワークや家事などによる負担、イライラやストレスといった精神的な要因などが挙げられるでしょう。
ここでは、頭痛を発症する原因や、頭痛によって引き起こされるおもな症状についてご紹介していきます。
頭痛の種類と原因
頭痛には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」があり、それぞれ発症する原因が異なるため、特徴を理解することをおすすめします。
●緊張型頭痛
首や肩まわりの筋肉が緊張することによって起こるといわれています。
・長時間のデスクワーク
・スマホをよくみる
・同じ姿勢での作業
・肩まわりが冷えやすい
・姿勢が悪い
上記のような理由で負荷がかかりつづけると筋肉が緊張し、血行不良に陥ることが多いです。
その結果、首や頭部の血液循環が悪くなり、頭痛に発展するといわれます。
とくに、姿勢が悪い方は、背骨の湾曲が強くなりやすいです。
猫背になってしまうと首や頭部が身体の前方に突出することから、肩まわりの筋肉に負担がかかりやすくなります。
そのため、緊張型頭痛を発症するリスクが高まるとされています。
●片頭痛
女性にみられやすい頭痛です。
女性ホルモンのバランスの崩れが原因として考えられるためです。
ほか、気象・気圧の変化、ストレスなども発症の引き金になりえます。
一方で、ストレスから解放されたことによる血管の拡張によっても起こる場合があります。
脳の血管が拡張すると、三叉神経の刺激につながることが知られています。
そのときに発生する炎症成分が血管をさらに拡張させ、片頭痛を起こすといわれています。
●群発頭痛
片頭痛とは対照的に、男性に多いとされる頭痛です。
ほとんどは原因不明ですが、目の後方にある血管の拡張が理由としておもに挙げられます。
目の周囲に生じた炎症が神経に触れ、発症を誘発すると考えられています。
また、過度な喫煙や飲酒、ストレスや過労などの影響も見過ごせません。
頭痛の種類ごとの症状
頭痛の症状は種類によって異なるため、自身の頭痛がどのタイプなのかをしっかりと把握する必要があります。
●緊張型頭痛
・じわじわと続く痛み
・締め付けるような痛み
・体位によって痛みは変化しない
・痛みは後頭部から首にかけて現れる
痛みは数時間から何日も持続するものなどさまざまですが、吐き気のような症状をともなうことはありません。
日常生活に大きな支障は与えないことが多いです。
●片頭痛
・ズキズキと脈打つような痛み
・吐き気や嘔吐をともなうことがある
・体位の変化によって痛みが増幅する可能性がある
・前兆症状がみられる場合がある
・痛みはこめかみや目の奥、後頭部に現れやすい
片頭痛では、痛みは片側の頭に出現するといわれます。
痛みが周期的に起こる場合があり、多い方では1週間に1回のペースで発症することもあります。
患者様の中には、光や音に敏感になる方もいます。
閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる、目がチカチカするといった前兆症状も特徴の一つです。
●群発頭痛
・目の奥をえぐるような激しい痛み
・明け方にかけて多く発症する
・症状が現れると1ヶ月ほど痛みがつづく
・1年に1~2回の周期で起こる
上記のほか、目の充血や鼻血、涙が出るといった症状がみられることもあります。
片頭痛と同様に、痛みは片側の頭に現れやすいです。
痛みがつづく周期が1年に何度か訪れるため、日常生活にも大きな支障を与えてしまうのではないでしょうか。
頭痛に効果的な対処・予防法について
頭痛のつらい症状を改善するためには、血流を高めたり筋肉の緊張を緩和したりと、いくつかの方法があります。
しかし、頭痛の症状によっては温めるケースや冷やすケースが存在することもあるため、症状にあわせた適切な対処を行いましょう。
ここでは、頭痛の症状に効果的とされる対処法や、頭痛を発症しないために日常的に行う予防法についてご紹介していきます。
頭痛の対処法
頭痛の症状を改善するためには、次のような対処法を行うことが有効とされています。
●ストレッチ
緊張型頭痛の場合、筋肉の緊張を緩和することで痛みの軽減が可能と考えられるため首から肩甲骨にかけてのストレッチが効果的といわれています。
ストレッチによって血流が促進しやすくなるため、仕事の合間や入浴後などに行うことで頭痛の改善が期待できます。
ストレッチの際は首を傾け、力を抜きましょう。
そのまま片手で首を少しずつ倒していくと、首の横の筋肉が伸ばされます。
また、猫背姿勢を取らないように意識することも大切です。
肩甲骨周辺の筋肉にかかる負担を減らすことができるため、緊張型頭痛の対処として最適です。
●血行を促進する
緊張型頭痛は、筋肉の緊張による血行不良がおもな原因であるため湯船にじっくりと浸かったりして血行を促進するようにしましょう。
デスクワーカーを始めとした目を酷使する方は、眼精疲労の症状がみられることも多いです。
そのようなときには、ホットアイマスクを使用してみてください。
目のまわりを温めると、頭痛はもちろん、目の疲れの改善も叶いやすくなるでしょう。
しかし片頭痛においては、温めてしまうと血管がより拡張して痛みが増幅してしまう可能性が高いです。
片頭痛の場合は、冷やすことで痛みの改善を図りましょう。
●身体を休める
片頭痛や群発頭痛は運動によって症状が悪化してしまう傾向があるため、できるだけ安静にしましょう。
横になる際は、部屋を少し暗くしてみてください。
光や音を遮断した状態でゆっくり休むことにより、症状の軽減が見込めます。
また、コーヒーや緑茶などを飲むこともおすすめです。
カフェインが含まれる飲み物には血管収縮作用があり、痛みを和らげる効果があるといわれます。
頭痛の予防方法
頭痛を発症しないためには、日常生活での身体の使い方やケアが重要となります。
●適度なストレッチや運動
緊張型頭痛は筋肉の硬さによって血管が収縮し、血行不良が起こることで発症するケースが多いです。
また片頭痛は、頭痛の症状が現れる前に肩こりのような前兆がみられるといわれています。
そのため、日頃から適度なストレッチをすることで頭痛の予防が期待できます。
また、ウォーキングやラジオ体操といった軽い運動もおすすめです。
血行をよくし、筋肉の柔軟性を維持することが、頭痛発症のリスクを下げるために重要となります。
●姿勢を改善
日常生活での姿勢が悪いと頭痛を発症する原因となりえるため、正確な姿勢を取ることが大切です。
とくにデスクワーカーは猫背姿勢の方が多いため、頭痛の発症リスクを高めてしまうといわれています。
座る際の正しい姿勢とは、骨盤が立ち、背骨の自然な湾曲が保てる状態とされます。
そのため、お尻の下に丸めたタオルやクッションを置き、その上に座るように心がけてください。
骨盤が起きるため、背筋が伸びやすく、きれいな姿勢で座ることができます。
不良姿勢による疲労の蓄積を改善し、頭痛の予防を目指しましょう。
●身体の使い方
仕事や家事などの作業を行う際は、長時間、同じ姿勢にならないよう注意しましょう。
同一姿勢がつづいてしまうと身体に負担がかかり、筋肉が疲労してしまいやすくなります。
また、運動不足にもなり、筋力低下のリスクも高まるといわれています。
●水分補給
水分が不足してしまうと筋肉が疲労し、緊張してしまいやすくなります。
たとえば、肩こりになりやすい方は、温かい飲み物を飲むようにしてみてください。
身体が温まり、血行促進の効果が期待できます。
アペゼ整骨院の
【頭痛】アプローチ方法
頭痛にもさまざまな原因や症状があります。
なかには原因不明なものも少なくありません。
当院では、筋緊張性タイプの頭痛に対応できます。
長時間の同一姿勢や、首・肩への負担などによる筋の緊張やこわばりが頭痛の原因と考えられます。
関連する筋肉および肩甲骨の可動域を増やすストレッチを加え、頭痛の原因の除去を目指していきます。
また炎症や疼痛が強い急性期の場合は、超音波を使用することで、より早い回復が期待できます。
患者様の症状や状態にあわせた施術方法で対応いたします。
著者 Writer
- 猪狩 仁(イガリ マサシ)
- ◆所有資格:柔道整復師
◆生年月日:11月27日
◆血液型:A型
◆出身:埼玉県
◆趣味:散歩(旨いものめぐり)、ピラティス
◆得意な施術:全身調整、カイロプラクティック
◆ご来院されるお客さまへ一言
地域の皆様の健康と痛みの改善への手助けをいたします。
皆様のご来院を心よりお待ちしています。
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